2016年6月9日木曜日

詩#140 女人

#140 女人
バスタブの空に浮かび
僕を抱きしめながら
泡雲を突き抜けた
一直線の飛行機雲
焚きつけた馬毛
担がれた神輿
女人の山へと登らせる
揺さぶられる理性の
振り切った感情
開眼開脚に奪う視覚の官能に
与えられた嗅覚の緊縛の快楽
外された目隠しに
下山の怪道



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