2016年6月23日木曜日

詩#244 虹

#244 虹

芝に寝転んだ
寝っ転がったばかりの
芝生と僕の間には
空気の層がまだあって
その青い力の匂いに
僕は悲しいキスをした

虹が出る予報はない
あるのは虹の出る予感だけ

虹の出る予報はできなくても
虹の出る予感はできるんだ



#怖い詩

#エロい詩

#官能的な詩




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