2016年6月22日水曜日

詩#243 三面鏡

#243 三面鏡

顔に映した三面鏡
一番奥の女の顔
過去の欺く為の仮面
僕はそれに手を伸ばすも
仮面は後ろにしか振り返らない
手が届きそうな時
一番手前の女が
僕の腕を掴んだ
ねぇ、そろそろ寝よう
って
それは仮面には見えなかった
唇はだからキスしたんだと思う




#怖い詩

#エロい詩

#官能的な詩



0 件のコメント:

コメントを投稿