2016年6月24日金曜日

詩#252 訓練

#252 訓練

熱い一滴の涙がこぼれ落ちた時
僕はやっと妄想から解放され
少しづつ訓練するように
涙を流した

美しく穢れていく僕を
飼い主の青い目の
目尻に見つかった赤い涙が
飽きることなく
そっと撫でる
どんどん失っていく僕を




#怖い詩

#エロい詩

#官能的な詩



0 件のコメント:

コメントを投稿