2016年6月9日木曜日

詩#132 聖夜

#132 聖夜

肌の色分けの終わりに
性の色分けの始まり
統一された
同色のバイオリンに
違う音色
雪の結晶に落ち
打たれた釘山
人工雪が降り積もり
打ち込まれた手のひら
投げ出された
殉教者の本音
聖夜の精液に浸った愛



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