2016年6月7日火曜日

詩#86 闇夜

#86 闇夜

消えかけた悦びの跡に
落っこちた僕が
あなたの花の血を塗り固め
洗いきれぬ下僕な血に
流れきれぬ血の愛で
あなたを欲しがる
あなたの影だけに触れた
僕は虚しさに悲鳴をあげ
影を浮かび上がらせる月を呪う
あなただけが見える
闇夜にあなただけを求めて
さまよい続ける


#怖い詩

#エロい詩

#官能的な詩




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