2016年6月9日木曜日

詩#110 泡

#110 泡

ふしだらを閉じ込めた
潰れぬ泡が全身犯し
卑猥な部位の
舐める泡を手桶に移し
裂いた針で突きあげる
蒸れる泡
刺した切り爪
責めた乳首を染め
水を纏う研ぎ石
擦れて喘ぎ
あなたの泡の弾力に
僕の全身全霊を捧げる


0 件のコメント:

コメントを投稿