2016年6月9日木曜日

詩#144 涎言葉

#144 涎言葉

焼き切る毛穴の全てに
湯がいた氷の冷たさ
垂れ下がり
きつく挟み込まれた栞
僕の彫る涎言葉
あなたの抱いてくれた慰めの
ブックエンド



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