2016年6月9日木曜日

詩#135 死人の観劇感想 文

#135 死人の観劇感想 文

自由な虚像舞台劇
完璧な自由の同調統率
ぶっ飛び立つ言葉遊び
演者が自由を掲げ
表現自由四隅の壁を
同一の台詞で貶める
左右対象の不備音無

気化熱の二階席
かさぶたの双眼鏡
ふしだらなうちでのこづち
フレーフレーフレー!
見下げてふりおろせ

全てに吸い付いた
唯一の自由
蹴落とされた
美しい紙吹雪

左の凸の瞼
血のりで張り付き
右の凹の性器
ビスで押し殺す

白く汚れた黒い紙吹雪
寝たきり僕の凹凸欲情
堆積しては隠す

あなたの口づけに授けられた
死人にくちなしの花



#怖い詩

#エロい詩

#官能的な詩




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