2016年6月2日木曜日

詩#20 色

#20 色

白がごめんねと泣いた
青を水色に変えて

白は許しを請うた
赤をピンクに変えて

白はキリキリと痛み出した
刺し傷を癒すように
舌を舐め壊し

自分の黒い秘部を晒して
白を打ち消すように
噛み砕くと

鮮やかな色が
うすら笑って
白の運命を花言葉に変えた

いけない動物が目を剥き
あなたに尻尾を振ると
警笛を激しく打ち鳴らした

最後の言葉。
「サヨウナラ。」

白い人よ忘れないで
あなたは

「ぶっ壊れているの。」


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