2016年6月10日金曜日

詩#149 カタツムリ

#149 カタツムリ
高層ビルの
陽あたる窓に灯る夜窓
真昼を縦に断ち
見えた情婦の女陰
結露の窓に
殻を剥がしたカタツムリ
愛の迸りの白濁
昇り上げた太陽
すり潰された螺旋に狂い
指先に触れた粉の道標に導かれた
剥き身の姿
白煙にくすぶり
ザラつきの責め立て
喘ぐ女の螺旋階段
天窓の月光に
服従の奉仕



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