日の目を見ない下草は
穢れた網の目 へばりつき
蜘蛛の巣
虫の死骸と共に生き
青い空に浮かぶ雲
葉の陰から呪うよう
見上げては身を隠す
蜘蛛の巣 女郎
狂気のリズム口ずさみ
枯れ枝 へし折り 振り回し
死骸と蜘蛛の巣
巻き取って
できた綿菓子
空に浮かべる
滴る舌頭
溶ける綿
尖がる乳頭
噛み付く蜘蛛
痛む咽頭
焦げた死骸
しぼんだ朝顔
すがるよう
誰かの歪んだ金網に
規則正しく 美しく
蔦 巻きつけては
おどけてみせる
ダメよ。
「決して自由になんか伸ばさせない」
狂い咲きした昼顔が
触手のように
伸ばした蔦を
絡めて舐める
雨に溶けた綿菓子に
ふやけた皮膚が笑い出す
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