2016年6月9日木曜日

詩#130 骨

#130 骨
体感の貧困に
覚めぬ夢
想像しやすい富に
物陰物語の容易い富
皮膚を切る泡
青魚のつまとなり
添えられた辛味
落涙の小道具
想像できぬ貧困に苦しみ
想像させぬ貧困の喘ぎ
主人に施された
落とされたぬめりの骨抜き
びしょ濡れの骨が
胸に埋まる


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